漆喰とは
2017-10-20

日本の住宅は、日本の風土に適した住宅になっています。
日本の気候の特徴を一言で言えば、夏は高温多湿で冬は低温低湿な点です。
つまり、1年の中で、気温が高くして湿度が高い時期がある反面、気温が低く湿度が高い時期もあるということです。
どちらの季節がいいかは人によって異なりますが、湿度が高いことを不快に思っている人は多いようです。
そこで、湿度を下げるための工夫として、漆喰の壁を利用していました。
漆喰は、消石灰と砂などを混合して作ったモノで、これを水でかき回してセメント状にします。
通常は室内の壁や天井に塗ることが多くなっています。
漆喰の一番の特徴は湿度の調整を行うことにあります。
湿度が高いと生活しにくいだけでなく、パンなどの食べ物にカビが生えてしまいますが、漆喰を利用することで、湿度をある程度下げてくれるのです。
ただし、漆喰自体はそれほど厚みがある物ではありませんので、壁全面に塗らないと調湿効果は期待出来ません。
次に不燃性素材なので燃えにくいという特徴があります。
火事などが発生したときに役立ちます。
最後に、ほこりがつきにくいという点も忘れてはいけません。
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