住宅の総工費って何が含まれている?
2016-08-28
住宅を建てるために必要な費用は、本体工事費、付帯工事費合計、借入費用、諸申請、諸費用、消費税などがありますが、それらすべて合わせて総工費というのが一般的です。
総工費とは何かという法律上の決まりはなく、全ては契約書に基づいた内容となるので、契約書に添付される見積もり書をしっかりとチェックすることが大切です。
総工費に含むか含まないか曖昧なものには、棚や備品関係、設備機器の一部があります。
棚や本棚は作り付けにするのか、別途発注するのかの区別が必要です。
電灯類は照明器具を含むかどうか、カーテンはレールまでか、本体を含むのかを決める必要があります。
外構工事では植栽は行うかどうか、カーポートや物置は総工費に含むかどうかも事前の取り決めが必要です。
設計と施工が同じ業者の場合は、設計料か明記されているかどうか、確認申請において審査機関に納める手数料の負担はどちらが負うのかも決める必要があります。
住宅を建てるためには借り入れのための金融機関との打ち合わせ費用、水道負担金の支払いなどが必要です。
建物の消費税以外の税負担は建築主が負うことになるので、用意が必要です。