地鎮祭を知っていますか?
2017-04-01

一戸建建築などで基礎工事にとりかかる前に、その土地の産土神様への挨拶として、土地を利用させてもらう事と、しばらくの間は工事で騒がせてしまう事をご報告し、ご神塩やお神酒で土地を清め丁重にご挨拶をするのが地鎮祭です。
これは、工事の安全を祈る儀式でもあります。
歴史的にも、藤原京造営に先だって儀式が行われていた様子が日本書紀に書かれています。
また地東大寺金堂や興福寺金堂でも、土地の神様に捧げるために埋める「鎮物」(しずめもの)が出土しています。
地鎮祭の歴史は古く、神道・仏教の両面で、その土地には神様がいらっしゃるとの考えが昔からあったと考えられているのです。
最近では地鎮祭を行わないケースも増えていますが、人生でおそらく一度しか体験できない貴重な経験です。
一戸建建築はおめでたい事なので、縁起を担ぐ意味でも、また、設計者、施工者、棟梁など家づくりに関わる人と顔を合わせをする意味でも、地鎮祭は貴重な機会となります。
地鎮祭の後でご近所に挨拶をしておけば、工事中の騒音トラブルもなく、実際にその土地に住む時になってもスムーズに地域に溶け込めるはずです。
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