自然塗装による無垢フローリング
2018-07-02

自然塗装と呼ばれる植物系の樹脂からできている塗料はオイルフィニッシュ(オイル系)と言われる浸透性のある塗料です。
特性は以下の通りです。
・手触りがそのままである
無垢フローリングに塗装すると塗料が浸み込んでいくので、木の表面に塗膜をつくりません。
ですから手触り、足触りがそのままです。
・傷が目立ちにくい
自然塗装は無垢材に浸透するので光沢は出ません。
そのかわり光らないことで傷やホコリが目立ちにくいという利点があります。
ただ、目立ちにくいと言うのであって傷がつかないわけではありません。
・定期的な塗り直しが必要
塗膜を作らないので耐水性は劣ります。
撥水性のある自然塗装もありますが、いずれにしろ定期的に同じ塗装メーカーのワックスを掛ける必要があります。
・自然塗装が不向きな人もいる
光沢があるフローリングが好き、水がこぼれてもはじいて欲しい、傷がつかないのがいい。
このような場合は、木の表面に塗膜をつくるウレタン塗装の方が向いていますが、塗膜を作ることによって木の素材感は失われ、手触りも冷たくなります。
どちらが正解、不正解というわけではありません。
ご自分の好みや目的から優先順位をつけていくことが大切です。
注文住宅群馬(前橋市 高崎市 渋川市 吾妻郡)新築一戸建て 夢工房ワリタ